当院の噛み合わせ治療に
ついて
当院では、CTやマイクロスコープなど先進の医療設備を導入しています。症状に合わせて様々な観点から診査・診断をさせていただき、理想的な噛み合わせへと改善を図る治療にも対応しています。
正しい噛み合わせに整えることで、顎関節への負担を軽減できるだけでなく、虫歯や歯周病の予防、全身の健康増進にもつながります。少しでも気になる症状がございましたら、遠慮なくご相談ください。
噛み合わせセルフチェック
- 口を大きく開けづらい、開けると痛みがある
- 朝起きると顎周りに違和感がある
- 歯が細くなり痩せてきた
- 過去に治療した歯の詰め物や被せ物がよく外れる
- 奥歯で噛むとピリッと痛むことがある
- 偏頭痛に悩んでいる
- 慢性的な肩こりがある
上記のような症状は、お口の「噛み合わせの不正」が原因となっているケースがあります。3つ以上当てはまる方は、一度歯科医に診てもらうことをおすすめします。
噛み合わせの重要性
虫歯や歯周病の治療を行うことで、症状の原因を取り除き、見た目や機能を修復することができます。しかし、お口の中の環境の基盤となる「噛み合わせ」のバランスが正しく整っていなければ、再発のリスクを残したままの状態となってしまいます。
お口全体のバランスを考慮した「噛み合わせ」を正常に整えることは、虫歯や歯周病になりにくい・再発しにくい環境をつくるために非常に重要な要素です。また、噛み合わせは体の重心やバランスにも影響するため、長期間にわたって続く頭痛や肩こり、関節症などの症状が、噛み合わせを整えることで改善につながったというケースもあります。噛み合わせは、全身の健康とも深い関わりがあることが分かってきています。
噛み合わせによる
主な症状と治療法
カウンセリングや検査を通じて原因をしっかりと把握し、患者さま一人ひとりに合わせた理想的な噛み合わせをつくる治療プランをご提案いたします。
顎関節症について
顎関節は耳の前方にある関節で、顎関節症は日本人の2人に1人が経験するとも言われている非常に身近な病気です。特に20~30代の女性に多く見られ、精神的なストレスが主な原因とされています。
症状としては、顎や口周りが痛い、口を大きく開けづらい、口を開けるとカクカクと音がするなどが挙げられます。肩こりや腰痛、めまいなどを引き起こす例もあります。
治療法
マウスピースの装着(スプリント療法)やお薬の服用、ストレスや生活習慣の改善など、それぞれの状態に合わせて治療を進めます。
歯ぎしりについて
歯ぎしりは無意識の内にしているケースが多く、成人の10%前後は睡眠中に歯ぎしりをしているという報告もあります。多くの場合、朝起きると顎が疲れていたり、歯がしみる(知覚過敏)などの症状から発覚します。
主な症状としては、睡眠中または日中に上下の歯をギリギリとこすり合わせたり、また無意識に強く歯を噛み締める食いしばりや、上下の歯を小刻みにカチカチと噛み合わせるなどがあります。
治療法
歯ぎしりを防止するナイトガード(マウスピース)を作成します。また、症状に合わせた予防方法のご説明などを行い改善をはかります。